テキスタイルアートクラスの松村綾子さんに卒展広報委員の村上と三宅が取材しました。

松村さんは織物で人体を立体的に表現した作品を制作されています。

作品タイトル:outgrow
 
 


1回目 12月17日

 
松村さん 3

三宅:このような作品を作ろうと思ったのはなぜですか?

松村:私が2年生の時綴れ織に興味を持って、3年生の進級制作展という場で、綴れ織で人体を表現したタペストリーを作りました。その後、空間の先生に織物での立体表現の可能性について気づかせてもらい、そこから立体的な作品を制作しようと思いました。

松村さん

三宅:織物で作る立体作品の魅力とは何ですか?

松村:ふつう布で立体的に作品を作ると、縫い目ができてしまいますが、織物の場合は、縫い目がなくきれいに仕上がるのが魅力だと思います。

松村さん 2

── 織物の立体作品は初めて見ました!
 
 


 2回目 1月7日

── お正月休み中も自宅でずっと作業していたという松村さん。
── 今回の取材では制作中の息抜きについてのお話から始まりました。

松村さん その2

三宅:冬休みもあけましたが、休み中はどうされてたんですか?

松村:学校が開いている時はもう朝から夜まで制作。
お正月も家で縦糸の始末をしていました。

松村さん その1

三宅:大変ですね!
でもずっと制作してるのってしんどくならないですか?

松村:もちろん休憩もはさみながら制作してます。
でもやっぱり目も疲れるし、精神的にも疲れるから息抜きって大切。

三宅:そうですよね。
でも学校でしか制作できないって大変ですね。
毎日学校にこないと…

松村:でもせっかく学校が使えるんだから使えるだけ使わないと。
学校にいるメリットを利用することで意味のある時間を過ごすことができるんだと思います。

三宅:せっかく設備も整っているんだから、使わないと損ですよね。

松村:そうそう。
学校で先生の話を聴いたり、制作に打ち込むことで自分のポリシーとか作っている意味を探していくこともできると思います。

三宅:なるほど。学校で学べることってたくさんあるんですね。
 
 


3回目 1月17日

 
── 今回は糸についてお話していただきました。

テキ その1

三宅:これだけたくさん作品を制作されたら、制作費ってけっこうかかっちゃいますか?

松村:私は糸が綿糸なので結構安くすみましたよ。
たぶん5万円くらいかな?

村上:えっ!予想と全然違ってびっくりしました!
糸代だけでそんなにかかるんですね。

三宅:結構安かったっておっしゃったんで、1万円くらいかと思いました…。

テキ その2

松村:素材が違ったらもっとかかりますよ。
糸も安い糸屋さんに発注して買っています。

三宅:お金との戦いですね(笑)

松村:そうそう。
でも染料は学校にあるので、白い糸を買って好きな色に染めて使っています。

三宅:なるほど。素材を作るところからもう制作が始まっているんですね。 
 
 


4回目 1月24日

 
matumurasan

三宅:すごいですね!大分出来上がっていますね。

村上:とても目を引く作品ですね!あとは微調整という感じですか?

松村:そうですね。あとは一つ一つの作品を上からつって、もう少し立体的な感じに仕上げたりする作業と、

matumurasann2

matumurasan3

松村:他にもこのように横に出ている糸をどうするのかとか、作品の糸の始末とかが残っていますね。

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村上:後ろに飾ってある作品の糸がたるんでいる感じも綺麗ですね。

松村:どうしても糸がたるんでしまうのですけども、それはそれでいいかなーって思っています。

── 次回はいよいよ搬入です!
 
 


5回目 搬入

 
── 今回は搬入のところをお邪魔させていただきました!

── 学校で卒展に使用する荷物をトラックに積んでいます。

松村さん

── 次の日京都市立美術館にて

松村さん2

── 先生と相談しあいながら真剣に作業されています。

松村さん3

── 同じ高さに設置するのが大変そうです。

松村さん4

── いよいよつるす作業です。こちらも先生と相談しあいながらどの高さにするか考えてる模様。

松村さん5

── どのように仕上がるのでしょうか!次回はいよいよ卒展本番です。
 
 


6回目 卒業制作展 

 
── いよいよ卒業制作展です!どのように仕上がったのでしょうか?

1

── とても迫力のある作品ですね。

2

── まるで作品が浮いているようです。

4

── 立体的ですね。

3

―松村さん取材に協力していただきありがとうございました!
 
 


 

取材
美術領域 1年 三宅佑紀
メディアデザイン領域 1年 村上千尋