『4年生座談会』は、成安造形大学の様々なクラスの4年生に日頃の制作で感じていることや後輩達へのメッセージなどを語り合っていただこうと企画しました。
第1回座談会は、2012年10月18日(木)の放課後に洋画クラスの実習室で行いました。

参加者:
佐竹誠さん(洋画クラス 4年)
近藤美佳さん(テキスタイルアートクラス 4年)
菅葵衣さん(イラストレーションクラス田中ゼミ 4年)
小北野花さん(写真クラス 4年)

今回は各クラスの特徴的な「危ない話」をお伝えします。

佐竹
洋画で気をつけた方がいいのは、部屋の隅っこで換気もしないで揮発剤使わないこと。実際油調合してたらふっと意識飛んで気 づいたら、めっちゃ溶剤まけてて、記憶ないとかあった。他にも、イーゼルに大きな80号とかの作品かけて、しゃがんで物取ろうとすると、イーゼルにコツンと身体当たって上からキャンバス降ってきたり。描きかけやから画面が最悪になっとるんだよね。ダーッと描き直して「直ったぁ…」と思って手を頭に当てると 油まみれ!(笑)あと、直ぐ使いたい時とか、たまに筆を口に咥える時あるねんか。1回筆の柄にたっぷり絵の具がついとって…。
小北
読めたっ!(笑)
佐竹
「よっしゃやるぞ!って…なんか、口の中…変な…(手で口元確認する)…あー…」その時は洗剤で口の中洗った。皆自分の道具には一番気をつけよう!(笑)
小北
写真もね…やらかしたことはないけど、現像液、停止液、定着液ってあって、あれ混ぜちゃうと毒ガス出るんだよね。換気しないで部屋に充満とかすると下手したら、死ぬ可能性もなくはない。薬品は間違っても混ぜない。それに中に水銀とか金が溶けてたりするから、ちゃんとタンクごとに種類を分けて捨てて、業者に頼んで回収してもらう。

── 芸大は危険がいっぱいですね…。

菅
イラストは…命の危険はないと思う(笑)

── ですよね(笑)こんだけ人数多いのに命の危険あると大変!絶対既に何か起こってますよね。

菅
私はデジタルで描くことも結構多くて、USBとかに1箇所に1個しかデータ無いと提出前にデータ飛んでたとかかな。
小北
バックアップ大切!
近藤
テキは普通の服でやると、ハイターとかで色が飛んだりとか、染色室で色ついたりとかかな。薬剤もキツイのはキツイし、手荒れするね。色ついて落ちなくて、飲食バイトやばい。1回除光液がなかったから…間に合わん!と思ってカビキラーで落とした!
小北
絵の具系は爪の隙間に詰まったりとかだよね。
佐竹
爪のばして切ってようやく取れる。
近藤
汚いよね、基本的に(笑)
佐竹
一番むかつくのが、確実に洋画のせいなんだけどお手洗いの洗面台に絵の具ついてる。つなぎに絵の具ついてる人が台にお腹当てて手を洗って、次別の人行って手洗うと服に絵の具つくんだよね。つなぎやったらいーけど私服やったら…。やから皆腰引いて手を洗う(笑)
小北
写真は薬品が酸性だったりアルカリだったりするんだけど、色はつかないからちょっと濡れてても何がついてるのかわからない。独特の匂いはするんだけれ ど、暗室入っていると匂いに慣れちゃって気づかないんだよね。下手したら気づかないで帰って、冬物とかだったら毎日洗うわけじゃないじゃん。で、薬品付いてるとしばらくして見たら穴空いてる!
佐竹
ダメになった私服はもう作業着だよね。

── 今日はオシャレだとか今日は新しい服着てるって事って無い、安全な日しかしないんですか。

近藤
着替えちゃえばね、別に。つなぎば学校に置いてるし。
佐竹
オシャレな気分にしたい時は行き帰りだけみたいな。うへーいって着て、結局着替えて、帰りに「よし今日オシャレでかーえろ!」って。
近藤
着いて速攻で脱ぐ(笑)着替えて、はい作業ー!みたいな。

── オンオフの切り替えが素晴らしい(笑)

小北
写真は着替えるほどのことじゃないから大学来るときはどうでもいい服で来る。大体ジーパンにシャツ、ジーパンにYシャツ、とか(笑)休みとか土日とか、大学来たけど暗室入らないぞ!って時とかで頑張る。

←第1回座談会 – 3 : 制作とアイディア

取材:
メディアデザイン領域 グラフィックデザインコース 3年 橋本純
メディアデザイン領域 グラフィックデザインコース 2年 和田なづ菜
総合領域 デザインプロデュースコース 2年 谷川智美


第1回座談会 2012年10月18日(木)
 1-1 後輩たちへのアドバイス(2012.12.28)
 1-2 好きなアーティスト(2012.12.28)
 1-3 制作とアイディア(2012.12.28)
>1-4 芸大って危険っ!?(2012.12.28)